HKDオーターサイクルショウ - 泥沼日誌

2012年3月11日

HKDオーターサイクルショウ



■やはり田舎に引っ込んでしまうと、特にジジババしか居ないような所では、まわりでバイクに乗っている者など皆無で...いやカブとかベンリーとか、その手のバイクを足代わりにしているご老人は多いのだが、競技志向の強いエンデューロマシンなどは、その存在自体が認知されていないような環境のため、ちょっと空き地で練習するにしても肩身の狭い思いをしている。

あまり人の来ないニュースサイト擬きなんかをやっている関係上、常に新しいものをキャッチアップしていかなければと常日ごろ考えては居るのだが、こんな環境ではすっかり時流に取り残されてしまう。今では北海道の片隅に引きこもっていても、インターネットでありとあらゆる情報に触れることができるのだが、そんなものは所詮、画面上のピクセルの明滅、耳元での空気の動でしかない。やはりライブで体感してみないことには感覚が鈍ってしまうのである。

ということで、雪かきで疲れた重い腰を上げるため、無理やりついでの用事を作って、朝5時起きではるばる札幌まで『2012 北海道モーターサイクルショウ』を見に行ってた。



道中色々あって、寄り道もしたため会場に到着したのは午後1時頃。駐車場でバッタリチーム員のI君と遭遇。近況報告等々しながら入場料を支払い、会場ブースに踏み込んだとたん、最近話題のゴリ押しPOP系(よう分からんがw)のリズムに乗った野太い野郎共の怒声、その合間に聞こえる明らかにJC年代の歌声。一瞬場所を間違えたかと思ったが、中にはちゃんとバイクが展示してあった。そういえば、非常に見つけにくい公式サイトに書いてあったな。その異様な雰囲気の正体は、おまえらか...



地元インディーズアイドルのminiライブ。バイク展示ブースから見えないように衝立で隔離された一角で、曲に合わせて『L.O.V.E.なんとか.なんとかちゃん』のコール...



振りに合わせてタオルを振り回す...

ニュースサイト擬きのモーターサイクルショウの記事のページビューが爆上げになってるのも、おまえらのせいだなw

どういういきさつでこのminiライブが開かれているのか知らないが、各方面から『なんとか離れ』とさんざんdisられている若者をターゲットに、ローカルなアイドルグループを餌にしてバイクに興味を持ってもらおうという魂胆ならば、もっと頭を使えよ頭を...

こいつらはライブが終わったらさっさと帰ってしまうだろ。そこでだ、いまや飛ぶ鳥も危ないので避けて通るといわれる、あのAKB商法をパクッて、バイクを介して彼女たちと触れ合う機会を設けたらどうだ。もちろん直接触れ合うのはセキュリティー上危険であるから、間接タッチで行けばよい。まず適当な(売り付けたい)バイクに彼女たちを跨らせ(もちろん生パンであることは言うまでもない)、そのバイクをこいつら相手にオークションに掛ける。その際注意する点としては、中古バイクは絶対NGだ。こいつらは信仰対象が処女であることに非常に拘る。というかそれ以外に興味はない。であるから、新車のシートにビニールが被っている状態から初めて彼女たちがシートに跨る、それこそが最も重要な商品価値なのである。彼女たちが跨り、まだその温もりが残るバイクなら、こいつらは金に糸目をつけずにオークションにのめり込むであろう...これはいける。長期低迷のバイク業界復活の鍵は、おまえらが握っているのかもしれない。(爆)



最後に、前途ある若者達、おまえら呼ばわりしてごめんね。何十年かぶりで刺激ビンビン受けたわ。日曜のライブも盛り上げてやってくれ。

まじめなレポートは後ほど...

■と言ってはみたものの、直近に札幌モータショウがあったとは言え、出展は減ってるし、国内メーカはやる気が見えないし、お姉さんも居なかったし、写真も撮ってないしで、どう盛ってみてもこれ以上のレポートは書けないショボいイベントに成り下がってしまいました。まあ、普段ロードバイクなんかに全く興味を示さない私でも、KTMのDUKE200とMegelli(メガリ)の250rはおもしろそうだなってことは、衆人の意見と一致するところであります。

2 件のコメント:

イケ@マルカイ さんのコメント...

握手券とか投票券だけが目当てのファンの余波で発売直後の新品CDが中古店に大量流入するようにシートだけが目当てのファンの余波で(以下略)^^;

nagase さんのコメント...

あまった車体を超安値で買いたたき、新しいシートを付けて定価で転売…