■エンデューロという競技をやっていて悲しくなるときが良くあるが、無性に悲しくなる物といえばこれをおいて他にはあるまい。
朝一のコースチェックに向けてフレッシュなゴーグルを準備していたところ、プチっと逝ってしまった。ひもを引っ張った時ではなく、ノブを放してひもが巻き取られてフレームに当たった瞬間、衝撃で切れてしまった。走行中でなかったのがせめてもの救いか。
しかし、この程度で捨ててしまうようなもったいないことはしない。当然修理する。
巻き取り部の合わせ目を少しづつ剥がして分離する。コツは、巻き取り部カバーのリブに切り欠きが入っているので、そこに精密ドライバーを突っ込んで開いてやる。
ひもをひっぱり出し、巻き取りプーリーを引っ張る方向に1回転させてノブに通し、結びめを作る。
ラチェットギアをはめて動作確認した後、合わせ目に瞬間接着剤をつけて接着。
接着剤が多すぎると内部のギアがくっついて回らなくなるので、張り合わせてしばらくの間ひもを引っ張ってくっつくのを防止する。
汚れていたマッドフラップも剥がして透明の両面テープで貼り直しておいた。
エンデューロではルートにはみ出した草や木の枝などにヒットして、ロールオフを破損することが良くある。手持ちのゴーグルのほとんどは、破損したパーツを2個いちとか3個いちで組み合わせた物。こいつだけが唯一オリジナルパーツでそろっている貴重品なのだ。
2 件のコメント:
←(¬_¬)ん??? ロールオフの中ってこんな感じになっているんですね! とても参考になりました。
壊れたら自分もやってみたいと思っています(*^_^*)/
私も、中のギアが黄色だとは思いませんでした。
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