エンデューロライダーへお願い - 泥沼日誌

2008年8月30日

エンデューロライダーへお願い

■恵庭エンデューロの最新情報Blogで、逐次大会の準備状況がアップされているのですが、それによるとコース予定地の閉鎖区間をエンデューロライダーが走っていたとのこと。閉鎖区間ですから車両・徒歩に限らず立入禁止のはずです。それから正式に道路と認められている以外の国有林は原則立入禁止なのです。大会実行委員会では所轄官庁にしかるべき手続きを経て使用許可をもらっているわけですから、関係者以外は立ち入らないようにお願いします。

恵庭周辺の山林は大都市から比較的近いためか、オフロードバイクや四輪駆動車、山菜採り、トレッキングなどの人気スポットであり、昔から数多くの人たちが立ち入っています。そのため不法投棄や環境破壊、事故などのトラブルも多く発生しています。 (最大の環境破壊は森林伐採と開発行為だと思うんだが)
先日本棚を整理していたら90年代前半のDoBike誌を発見し、思わず読んでいたら『恵庭エンデューロのコースを走らないでください』と、今回と同じことが書かれていました。

今年の春、木古内のコース使用許可問題の絡みで、恵庭に関してあらぬうわさが流れてしまって (もしかして発生源は私?)、実行委員会ならびに関係者が大変なご苦労をされたと聞いています。それゆえに、今回コースの使用許可が下りたこと自体、奇跡とも思えることなのです。今年、恵庭エンデューロが成功するかどうかは、今後のオープンエンデューロ開催のための一つの指針とも言えるのです。
況してや今年は、恵庭周辺の林道はラリージャパンのコースにもなっています。こちらもさまざまな手続きのもとに、入念な準備が進められているはずです。

ですから、エンデューロライダーはもちろん、自分はレースなどは興味はないというライダーも、これから先も山で遊びたいのなら、どうか大人の配慮をお願いいたします。

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