08 WR250F フルパワー化 - 泥沼日誌

2008年5月30日

08 WR250F フルパワー化

■『わからないんだけどさぁ、調べてくれる?』と言われれば答えざるを得ない。しばらくWR-Fには関わっていないので、最近の事情をネットで適当に検索して、紙を一枚印刷して持って行く。

すでにここまでバラされていたので、ディフューザーパイプの除去、AISのキャンセル、エアクリーナダクトの撤去までは簡単に終わった。AISはもう二度と元に戻すことは無いだろうということで、元のゴムチューブをぶった切って折り返す。排気側のキャップは、捨てようと思って捨てずにいた、手持ちのステンレスパイプを折り畳んでたたき込む。

問題はキャブレター。セルフスターター用のバッテリーが搭載され、フレームがアルミに変わってからレイアウトがタイトになり、キャブレターを外すのにも苦労する。結局サイレンサーとエキパイを外し、サブフレームを跳ね上げて右側から引っ張り出した。付属のメインジェット、ジェットニードル、リークジェットを交換。時間が無かったのでニードルのクリップ位置はわからなかった。わからない場合はど真ん中でいいよね。スロットルストッパー用の短いボルトも、たまたま何処からか外して持っていた秘蔵パーツを提供。ちょっと気になったのがリークジェット。標準が70で付属品が90。番手が大きくなればフロート室へ戻る量が多くなるから、加速ポンプからの噴射量は少なくなるはず。その分、ニードルの番手で補っているのかな?

あとは元通りに組み立てる。外した部品が結構あるので、当然ボルトが余る。忘れたところが無いかどうかチェックしてエンジン始動。排気音より吸気音の方が耳障りに感じられるほどうるさい。

そしてちょっと試運転。混合気は大きく外れてはいないようだが、低速のつきがいまいち。セッティングを詰めれば多少改善されるかな。いつもモトクロッサーばかり乗っているからそう感じるのかも知れないけど、鉄フレーム・キック始動の 02 WR250Fの方が元気が良かったように感じる。エンジン・フレーム・足回りなど、相当進化しているはずだけど、余計な物がいっさい付いていなかったあのころのWR-Fが、自分にとってはベストマシンだと思う。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

付属のジェットは、'07のときはPJ#45 MJ#175 JN#GDEPS-4 LJ#90でした。
'08では、MJが172で薄くなり、JNがGDEPRになってストレート径が濃くなったみたいですね。
段数は知らないけど多分4。
'07からカムが変わったからか、'02のときに比べて、濃い目濃い目にしていってOKな感じ。
下のズバっとした感じは薄いですね。
PJ濃い目で改善するようですが、91dBマフラーだとそこは仕方ないです。

94dBマフラー入れたら、PJ#45 MJ#175 JN#OBEMP-4 LJ#90にすると下のズバっとした感じがかなり出ます。
ここまですれば、'02より下から上までパワーでますよ。
重さはしょうがないけど。

nagase さんのコメント...

付属のジェット類は、MJ#172、LJ#90、JN#GDEPRでした。
ノーマルのディフューザー抜きが91dBなんですかね。
これでも、必要にして十分なパワーがあるので問題ないと思います。

自分のバイクじゃないのでどうでもいいんですが、昔と比べると各部の作りが安っぽいんですよね。
キャブの内部に金属の切り子が残ってたり、アルミの材質も色むらがあったり。
日本で作ってないので仕方ないのかな。