全開フリーライド - 泥沼日誌

2008年3月23日

全開フリーライド

■日曜日、予定通り浜へ走りに行ってきました。一番乗りで到着し準備していたら、ピカピカのオレンジがまぶしいグループがやって来た。バイクをすり減らすだけの春先の海岸に、艶々の外装の新車を持ち込むなんて、なんかもったいないぞ。

しばらくして仲間たちがぱらぱらと集まってきた。いつものようにだべりながら海岸や砂丘地帯を走っていたが、いまいち何かもの足りない。そこで、まだ雪に覆われているいつもの練習場所を目指し、雪中アタックを敢行。

まだ数十センチの雪が残っていたが、所々地面が顔を見せている。くぼ地には2-3mの残雪。そんな物はお構いなしにひたすら全開で進む。2速で発進しスピードが乗ってきたら3速へシフトアップ。アクセル全開で負荷がかかっている場合は、クラッチ無しではシフトアップできない。ほんのちょっとアクセルを戻し、半クラッチを当ててギアをシフトアップ、これを一瞬のうちにやり遂げる。先日のスノーヒルクライムでは、これができなかった。落ち着いてやればなんてことはない。

思っていたより走りやすい。今年の冬は前半に雪が降らず寒くなってから一気に積もったため、根雪の部分が凍結していない。仲間の一人は、同じように春先の雪の中で走っていて負傷した経験があるので、自分が斥候役を勤める。あとで聞いたら、自分が躊躇なく進んで行くので、後ろで冷や冷やしていたそうだ。

たいして苦労もせず、いつもの練習コースに到着。走行ラインはくぼ地になっているため、かなりの雪が残っている。とりあえず1周回ってみたが、タイヤで雪を掘って行くと雪の下のウオッシュボードの頂点に接触するので、いきなりグリップが回復してロケットのようにすっ飛んで行く。うまくスピードに乗せられないと、このようにその場で埋まってしまう。


その後も、埋まったり刺さったり、ブーツがずぶ濡れになったり、サイレンサーの中身が吹っ飛んだりしたが、ひたすら全開の雪中ライディングは気分爽快。雪解けがこのペースで進むと、雪中ライディングも来週が最後かな。

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