慣れとは恐ろしいもので - 泥沼日誌

2008年3月8日

慣れとは恐ろしいもので

■最近、自宅の駐車場に真っすぐ車を入れられないことが多くて、こんなところまで衰えてしまったかと寂しい思いをしていましたが、今日の朝、その原因がついに判明しました。

自宅駐車場は奥まったところにあり、中で車を転回できないため(やろうと思えばできるが)、ハイエースバンをバックで入れて、クランクを右-左-右とフルロックターンして、柱と運転席の確保しつつ、ぎりぎりのスペースに入れるという、TVチャンピオンさながらのハイテクニックを駆使しなければならない状況なのです。そこで私は、車を通すコース、ハンドルを切る位置、スピードなど長年掛けて追求することで、毎回寸分違わず、駐車場に車を入れることが可能となったのでした。

しかし最近、最終段階でのターンが的を外すことが多くなって、微妙に車が斜めに入ってしまうようになっていました。自分にも老化の波が押し寄せてきたかと(とっくにそういう歳なんですが)日々嘆いていたのですが、今日改めて手順を追って駐車場に車を入れていたら、無意識のうちに運転席側のサイドミラーで車の位置と角度を確認していることに気がついたのでした。そして、そのサイドミラーの角度が、以前設定したものと微妙に変わっていたのでした。

駐車スペースまでの距離が長いため、体をひねって車内から後部を目視してバックするのですが、長年繰り返しやっているうちに、どうしても楽な態勢で運転するようになり、ついにはミラーに写る壁の角度で車の角度を決めるようになっていたようです。当然、ミラーの角度が変われば、写る壁の角度も変わります。

原因らしきものが判明してちょっと安心しましたが、老化して体が硬くなり後ろを見るのがつらくなったということも十分考えられます。

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