■実は初めてのウインターエンデューロ参戦だった、HOPスノー・チャレンジエンデューロ。レース前の小細工も効果を発揮せず、いつも通りの凡庸な成績で終わりました。でも、楽しく走れたので良しとしますか。
長くなりそうなので、書き直ししました。
■朝、出掛けにガソリンを購入するためスタンドに寄ったら、店員が1人しか居なくて10分ほど待たされてしまった。何となく不安がよぎる。
予定時刻をちょっとすぎてHOPに到着、クラブハウスで受付を済ませパドックへ。既に結構な台数が。周りの人たちと挨拶を済ませ、バイクを降ろして準備をしていたら、競技監督の伊藤さんから『これはしなくてもいいの?凍傷にかかって指切っちゃうことになるよ』と脅されて、急遽こんなものを
真冬の浜厚真コースで1日中練習しても大丈夫な、ネオプレーンのグローブを用意していたけど、一応念のために。ダンボールは色々使い道があるので、トランポにはいつも装備してある。
そして、例の罠はこのように
業務用の20μm厚アルミホイルで包んで、園芸用のアルミ線を巻いて飛散防止。先端をエキパイに巻きつけて熱伝導を期待してみる。キャブに直接雪が付かないようにするのと、エンジンの熱をキャブに誘導してやろうという目論見。
レース中、このダンボールハンドガードと、アルミホイルのキャブヒータは効果抜群。エンジンは絶好調だったし、手の甲も全然冷たくなかった。ウッズの中で小枝にヒットしても痛くない。何度か転倒したが最後まで持った。恐るべきコストパフォーマンス。ただかっこ悪い。
■良かったのはここまで。すり減ったタイヤにサイプ加工してみたが、全然グリップしなかった。先週の偵察とはコースコンディションが変わっていて、圧雪は硬くなりトレースラインには氷が露出していた。新たに追加されていたウッズセクションは、さらさらのグラニュー糖のような雪。とにかくなんでもいいから、角のある新品タイヤにしておけばよかった。
ということで、SS区間で攻めることができずタイムが縮まらない。周回を重ねるごとに、だんだんグリップが悪くなる。せっかくリエゾンでロックオンしたゼッケン119のカブに、パドック前の直線で置いていかれる始末。転ぶとタイムロスになるので、とにかく必死でこらえた。何度もその場180度転回やらかしました。根がドMだから、こういう状況は結構楽しいのですが、成績が出ないことはちょっと悔しい。
レース後タイヤを見てみたら
見事にすり減って、サイプが消えてました。これじゃまともに走れませんね。
おまけに、スプロケットも一日でこんなになってしまって
レース前はちゃんと歯があったのに。これはチェーンが伸びていたのも影響していると思うけど。
というわけで、やはりレースではタイヤが重要であるということと、雪中走行は思いの外ダメージが大きいのだということを、思い知らされたのでした。
レース中の画像が入手できてないので、こんなところで。
2 件のコメント:
ありがとうございました
楽しんでいただけたようで^^
手は冷たくありませんでしたか?
nagaseさんは、けっこう良いペースではしっていましたね、寒さに強いのかな?
次回もよろしくご参加お願いします。
打倒、砂漠の虎を目標にしてましたが、3周目に伝説のまちゃのりに追いつかれてからは、ダメダメでした。
体の方は防寒対策ばっちりで、ダンボールのハンドガードは効果抜群でした。
春は、向こうのオープンエリアも使えそうですね。期待してます。
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