結果は各所で報告されているように、日本ワールドトロフィーチームは国別対抗で12位となりました。日本チームの皆さんお疲れさまです。
公式サイトの PHOTO GALLERY より。ファイナルクロスでの WR250Rを駆る鈴木健二選手です。いつ消えるかもわからないサイトなので、画像拝借させていただきます。
もうひとつ
6日間の最後に行われるファイナルクロスでは、鈴木選手の走りで会場が一気に盛り上がったそうですね。公式サイトに写真が掲載されていることでも、その走りのすばらしさがわかるというものです。
鈴木選手のライディングスキルが高いとはいえ、世界でもっとも厳しいISDEというフィールドで、トレールバイクのWR250Rがそこまで走れるということを証明したわけですから、YAMAHAとしては効果的なプロモーションだったのではないでしょうか。
正直、このバイク沢山売れて欲しいのです。
このブログでは、何度もWR250Rのことを取り上げていますが、なぜそこまでWR-Rに肩入れするかといえば、このバイクがオフロードバイク界復興の鍵を握っていると考えているからです。
私がオフロードバイクに傾倒していった頃は、国内ではKDXを始めCRM、RMX、DT-WRといったレーサーレプリカを標榜したトレールバイク、XLR、DR、TT-R、KLXといったファンライド向けのデュアルパーパスバイクなど、選ぶのに困るほどの機種数が販売されていました。
最初は林道ツーリングから、次第に難しいセクションに挑戦するようになり、サーキットエンデューロを走ってみてある程度自信がついたのち、オープンエンデューロを走ってみて自分の未熟さ知ったのでした。その後、エンデューロレーサーやモトクロッサーを手に入れて、さらに上を目指すべく精進に励む毎日なのです。
国内でナンバー付のある程度性能の高いオフロードバイクが販売されていれば、このように次第にステップアップして行くための入り口となるはずです。
ますます厳しくなる車両規制のため、そういったモデルがほとんど販売終了となった今現在、まともに走れるバイクが欲しければ輸入車かグレーゾーンで逆輸入社をナンバー登録するほかないのです。さらに、輸入車や逆輸入車も規制のため、今後入手できなくなることも考えられます。
ですから、このオフロードバイク冬の時代に投入されるWR250Rには、いやがおうにでも期待してしまうのです。WR250Rが売れるとわかれば、他のメーカーも黙っているはずはありません。
ということで、今週末11月25日(日)、北海道オフロードパークでWR250Rの試乗会が行われます。別に買うつもりがなくても、これからのオフロードバイクがどうなっていくかを知るためにも、一度WR-Rに乗ってみてください。
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