30日の日曜日は、全道モトクロス選手権の最終戦が行われる。今回は役員のお手伝いは無しで、久しぶりに応援と写真撮影に専念できそうだ。
しかし、写真撮影に際して、ちょっとやっておかなければならないことがあった。
それは、デジカメのCCDのゴミ掃除だ。
デジタルカメラのCCDにゴミが付いていると、こんな風に写ってしまう。
▲マークで示す部分に、CCD上のゴミの影が写っている。
地面や森が背景だと目立たないが、空や白っぽい背景だとはっきり写るし、動画モードだとえらく目立ってしまうのだ。
うちのカメラは3年前に買ったコンパクトタイプなのだが、使っている場所が埃だらけのモトクロスコースとか、バイクの整備をしながらとかなので、どこからゴミが入り込むのだろう。現行の一眼デジカメにはダストクリーニング機能を持っている機種もあるが、うちのカメラにはそんな物は付いていない。
しかたないのでこんな物を買ってきた。
ペンタックスのサービス部門でも使っているという、イメージセンサークリーニングキットだ。
棒の先に付いている粘着性のゴムで、CCD上のゴミをくっつけて取り除くという道具だ。
これは本来、一眼デジカメ用の道具なのだが、将来一眼デジカメを購入することを見越して、先にクリーニングキットを入手しておいた。
早速カメラをバラして、CCDをむき出しにしてみた。
真ん中の妖しく虹色に輝くのがCCDなのだが、たいていはCCDの前にあるローパスフィルターにゴミが付く。ローパスフィルターは簡単にいうとすりガラスのようなもので、CCDに写る画像を少しぼやかせて、モアレの発生を押さえたり、紫外線や赤外線をカットする役目もある。材質は水晶板だ。
このように、ぺたぺたとゴムを押しつけてゴミを取り除く。
実は、この作業は今回が初めてではなく、過去に何度かやっている。
最初はサービスセンターに持っていってクリーニングしてもらったのだが、すぐにゴミが付くので自分でクリーニングするようになった。以前は普通のレンズクリーナーとシルボン紙などを使ってやっていたのだが、なかなかきれいにならなかった。
さすがに、ペンタックス純正の道具だけあって、細かい埃は取れるのだが、レンズクリーナーの残渣とか油汚れは簡単に落ちない。何度か試行錯誤しているうちに、ローパスフィルターが欠けたりコーティングに傷が入ったりしている。
もうこれ以上いじり回すと、取り返しがつかないことになりそうなので、カメラの方を新機種にチェンジすることも考えないといけないかもしれない。
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