北狐函館の会長より、ファンの防水加工の技伝授の要望がありましたので、その秘伝の技を公開することにしました。
と思って、以前防水加工するときに撮った写真を探したのですが、どこに行ったか行方不明になってしまいました。仕方ないので、今回改めて撮影した画像を公開します。
まず、ファンをバラします。ファンのフレームに貼られているステッカーを剥がすと、インペラシャフトが見えます。ここは樹脂のリングか高級品はEリングで止まっています。リングを外すとインペラが外れます。くれぐれもリングを飛ばしてしまわないように。

インペラを外すとモーターコイルと制御基盤が見えます。今までバラしたほとんどのファンで、コイルのコア部分がフレームに圧入されている構造でした。コイル部分を掴んで慎重に引き抜きます。

基板の裏側に電子部品が配置されているので、ここを防水コーティングします。リード線は耐久性を考えて太い物に交換してあります。

表側のコイルと基板にもコーティングします。コイルコアの内側にコーティングすると、コアがフレームに入らなくなるので、マスキングしてコーティングしないようにします。

インペラの内部にマグネットがあります。砂鉄などがついても簡単に落とせるように、コーティングしてみました。

ちなみに、防水剤として使ったのは、サンハヤトのハヤコートです。モーターのコイルコアが若干錆びていました。コーティングしていない側から浸透したようです。

2006年の秋に新COPのコースで練習した時、このファンが回らなくなりその場で外しました。当初、石が噛んで回らなくなったと思っていたのは間違いで、バラして調べてみると、見事に基板のICが吹っ飛んでいました。

おそらく、ヘッドライトを消していたので、余った電流が全部ファンの方に流れて、許容量を超えてしまったようです。このタイプのファンにジェネレータ出力から電源を供給する場合、電流制限の抵抗を入れるか定電流回路を組む必要があるようです。バッテリー直でも何か対策した方がよいと思います。
4 件のコメント:
テストです。
画像で表示される文字を文字の確認ボックスに書き込むんです。
面倒なので確認文字入力をOFFにしました。
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使いづらいインターフェースですね。
コメントの書き込み方やっと理解しました・・ たぶん・・・
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