極意の伝授 - 泥沼日誌

2009年7月12日

極意の伝授

■今日はTSEがあったけど、お呼びがかからなかったのでサポートには行かず。最近じっくりバイクに乗っていなかったこと気づいて、一汗かきに特訓コースへ乗り込みに行ってきました。

気温に合せてキャブをセッティングしたおかげでエンジンが軽やかに回りすぎ。鈍りきった体が付いていかず2周でバテました。その後、長い休憩を挟みながら3周・5周と周回数を増やしてゆく。休憩中は、最近ここに通うようになった新人君を交えて、あれやこれやと談笑する。

彼は今までロードレースをやっていて、オフロードに乗りたくて、どこから見つけてきたのかかなり程度のよい1998年型のWR400Fの中古車を買って、それ以来毎週特訓コースで特訓しているのだ。そう、うちの1998年型YZ400Fの兄弟車だ。発売当時は結構な数がレースに出てきていたが今はほとんど見なくなった。このWRはモタード仕様となって長期間保管されていたらしく目立つ傷もなく、同年式のうちのバイクと比べると雲泥の差。

ただ、マシンは綺麗だけど身に付けている物がいけない。洗濯しすぎて色あせたジャージにどこかで買ってきた作業用のパンツ。あちこち破けた使い古しのブーツ。どこかのショップで格安で売ってもらった(ただでもらった物もある)らしいが、もうお金を払って廃棄処分してもらうぐらいの代物。これを見かねたここの主たちが、オフロードの世界に飛び込んできた彼のために、余っている用品を持参して彼にプレゼント。そうまでするのは、彼が誰よりも熱心に特訓コースを走り、見る見るうちに上達してきたからかも知れない。

それで、そういう余裕が全くない私は、物質的なサポートではなくて、長年積み重ねてきた兄弟車であるYZ400Fの運用ノウハウを彼にプレゼント。なにせオイル交換時の容量も分らないようだったので。もう10年以上前のバイクだし、乗っていた人も限られるから、今からこのバイクについての情報を集めるのも大変だろう。

そんな彼は、来週のガルルカップでエンデューロデビューの予定らしい。ガルルフリークの皆さん、期待の新人君を優しく迎え入れてあげてください。

2 件のコメント:

ぴょん吉 さんのコメント...

WR400Fとは懐かしい。
私も99のWR400Fで長くレースしてたので役に立つこともあるかもしれません。

次のガルルでの楽しみが一つ増えました♪

nagase さんのコメント...

元WR400F使いでガルルの常連ぴょん吉さんがいれば心強いですね。
今どき珍しくオフの世界に飛び込んできた若者なので、懇意にしてあげてください。