お漏らし君 - 泥沼日誌

2009年2月11日

お漏らし君

■MFJ北海道支部の役員ライセンス講習会が昼で終わるため、午後からはYZ400Fのエンジンテストにドリビ横砂丘に行ってきました。いつもこの次期は、最後の数百メートルが除雪されていなくてトランポがスタックしてしまったりするのですが、今年は暖冬で雪が少なく、何の苦労もせずに駐車場に着いてしまいました。

駐車場に着いてバイクを下ろして、ガソリンをタンクに入れたら...

ガソリンがダダ漏れでした。

ガソリンタンクのコック、キャブのフュエルホースジョイント、フロートチャンバーの合わせ目、フロートチャンバーのプラグ、加速ポンプの合わせ目からも漏れています。要するに、Oリングが全て劣化していると言うこと。たった1年でも、カラカラに乾いた状態で置いておくと、劣化してしまうということです。長期間放置車両を整備する場合、Oリングは新品交換がセオリーのはず。けちってはいけません。

フュエルホースのジョイントだけは手持ちのOリングを加工してなんとかして、エンジンを掛けて見ました。これも長期期間放置していたので、エンジンを掛ける前に空キック数十回してオイルポンプを回し、シリンダーヘッドにオイルを供給してあげます。漏れるガソリンは無視して、コックを開けてチョークを引き、キック数回で見事エンジンがかかりました。

■エンジンがかかれば、やはり乗ってみたいのはライダーの性。そのためにヘルメットとウエアーは持ってきています。

とりあえず、駐車場の平らな所をゆっくり走ってみると、いつもと違って雪の下は直接地面。雪の下に氷が張っていないので普通に走れます。エンジンと身体を温めてから砂丘地帯へ突入。こちらも雪が少なく、水たまりも凍ってなく、吹きだまりも無くて、そこは四駆のワンダーランドと化していました。

地球温暖化恐るべし。

それにしても、今日は暖かくて風もなく、ついこの前に積もった雪は真っ白で柔らかく、ふとんの上を走っているような心地よさ。

ガソリンが漏れているというのに、調子に乗ってダカールのビクトリーランとか...


スノーヒルクライムの練習もしてしまった。


しかし、あまり大ぴらに走れないのが辛いところ。そのむかし、青木さんがあらぬ濡れ衣を着せられて、人生のどん底に叩き落とされた場所。少なくとも、駐車場を走って荒らさなければ、海岸は走っても大丈夫そうですが、皆さんの良識ある行動を望みます。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ガソリン漏らしながら走らないよう
良識ある行動を望みます。

nagase さんのコメント...

ぐうの音も出ませんな。

ジョイント以外は滲む程度だったので...