専用工具 - 泥沼日誌

2008年12月16日

専用工具

★もうそろそろ根雪になるだろうとせっかくスパイクタイヤに交換したのに、降った雪がすっかり溶けてしまいました。アスファルトを走るとピンが減るんだよなー。まぁ、いずれ交換することになるので少しぐらい減っていもいいか。10年以上使ってるタイヤだし。

タイヤ交換のついでに、ハブベアリングをバラして古いグリースをきれいに落とし、新しいグリスを突っ込んで組み立て。錆と汚れがこびりついているチェーンをクリーニング。グリースが劣化してラッチが戻らなくなったシフターをバラしてクリーニング。フロントフォークの空気圧の調整。そして、シートの皮が破れて水が染み込むようになったサドルを新品に交換。シャフトが金属疲労で折れてしまったペダルも新品に交換。

しかし、自転車の主要部位の整備はことごとく専用工具が必要になるね。先日折れてしまったペダルを交換しようにも、15mmのペダルレンチが必要だった。片方はモンキーレンチでなんとかなったけど、折れてしまった方は錆び付いていてどうにもならない。本当はHOZANのごついやつがほしかったのだけど、サイクルショップで適当なペダルレンチを買ってきた。案の定、歯が立たなかった。しかたないのでクランクを外して行きつけのバイクショップに持っていって、でっかいバイスでシャフトを挟んでクランクを無理やり回してようやく外すことが出来た。

クランクを外すのにもクランクプラーという専用工具が必要になる。最新モデルではワンキーリリースと言って、クランクに脱着機構が内蔵されていてアレンキー1本で脱着できるらしいけど。うちのMTBは骨董品だからね。他にもチェーンカッターだとか、BB用のアダプタとか、カセットスプロケット用のストッパーだとか、一度使ったら二度と使わないような専用工具が沢山ある。チェーンカッターは一度人に貸したことがあったっけ。

そんな整備はサイクルショップに任せれば専用工具など買う必要なないのだけど、このMTBはサイクルショップで買った物じゃ無いからね。他の店で買ったマシンを別の店に持っていって直してくれなんて、そんな仁義に悖る行為はできない性分なのです。

整備の甲斐あって見違えるほど動きが軽くなった。シフトもカチカチと小気味良く操作できる。サドルとペダルを変えたら別のマシンに乗っているようだ。

こいつの本領発揮できるように早く雪降らないかなー。凍らないと泥水が跳ねて背中が汚れるんだよね。

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