お山のRM-Z - 泥沼日誌

2008年5月4日

お山のRM-Z

■RM-Zのレポートの前に、今日走ってきた恵庭の山林で山火事が発生とのこと。自分たちが走ったのは千歳市のエリアなので関係ないと思いますが、このところ雨が少なく乾燥しているので、今後山に入る方々は十分気をつけてください。

さて、久しぶりにRM-Zで山を走ってみてどうだったかといえば、まあそれなりに走れるというか、改めて細かい部分のウイークポイントが目立ってしまいました。

まず、走り出してしばらくするとアイドリングがきかなくなった。症状からするとスロー系が詰まった感じ。山から戻ってきてキャブを開けてみたら、フロート室にたっぷりと砂がたまっていた。パイロットジェットにも詰まっていたようで、クリーニングしたらエンジンは復調した。この砂の経路として考えられるのはやはりエアクリーナ。フィルターオイルはたっぷり付けてあるので、砂がフィルターを通過したとは考えにくい。前回フィルターを交換したとき、フィルターの中にあるフレームの中心部分に砂がこびり付いていた。フィルターにはボルトを通す穴が開いているが、長い間使って穴が緩んだのか、透き間から砂を吸っているに違いない。なんらかの対策が必要だ。

もうひとつ、このバイクの持病ともいえるフロントフォークの内圧上昇。30分程度走ると、フロントが細かいギャップで突き上げるようになる。フォークトップのエア弁を開けて内圧を逃がしてやると元に戻る。購入直後からずっと同じ症状。シールを交換しても同じ。モトクロスのNBクラスなら10分+1周なので問題にはならないが、長時間走るエンデューロならちょっと厳しい。ピットインごとにマイナスドライバーでねじを回して、エアーの勢いでねじがどこかに行ってしまうリスクを考えると、あのアイテムが必須なのかな。

山用のセッティングとしては、基本はモトクロッサーのノーマル。18インチのリアホイール。フロントフォークは標準から入りを-3にしただけ。'04のリアは元々バネレートが弱くてかなり柔らかく、標準セッティングで問題ない。エンジン周りは、50mmロングエキパイで低速トルク重視セッティングなので、ウッズはそれなりに走れます。サイレンサーは94dBで十分。ただし、ノーマルのギア比だと、高速林道では市販車に付いていけません。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして。

自分もつい最近中古ですが買ったばかりの94のCRM250Rで、砂が(しかもキャブどころかクランクまで・・・)入ってしまい、今ようやくエンジン再組上げまでしたところです。

自分も同じような感じ(エアフィルターの中のフレームに砂が)だったのですが、正直フイルターのすきまから入った感じではなく、原因がはっきりしないので不安です・・。

その後何か原因は特定できましたでしょうか?

もし判明したのであればまた日誌にて書いていただければ恐縮です。

nagase さんのコメント...

匿名さん、こんにちは

中古のCRM250Rということで、車両がどのような状態なのかわかりませんが、

HONDAの純正エアフィルターはスポンジの縁がラバーでモールドされていると思います。ケースやホルダーとの密着が悪いと、ラバーとの透き間からゴミを吸いやすいです。ラバーとケースの当たり面に薄くグリースを塗っておくとある程度防げます。

あと、古い車両ですのでフィルターやケースなどに亀裂が入っていることも考えられます。

フィルターを押さえる針金のテンションが弱いと、走行中フィルターがずれることもあります。

エアフィルターエレメントは、基本的に消耗品として考えてください。