バイクに乗れない冬の間は徹底的にメインテナンスということで、先日ベントチューブから大量に埃を吸っていることが判明した、RM-Z250のキャブレターに細工を施してみました。
まず、バラせるところはバラして各々クリーニング。なめやすいプラス頭のビスはヘックスキャップに交換済み。
新車時(?)からいまいち調子の悪い、フロートバルブのバルブシートをクリーニング。専用の工具もあるけど、割り箸を突っ込んでぐりぐりやるのが簡単。
ジェット類やキャブ内部の通路はエアーブロワで吹いておく。内部のパッキンを仮止めしている接着剤が溶け出すので、キャブ本体にキャブクリーナーは使用しない方がよい。
そして今回のメインテーマ、ベントチューブの埃対策。
厚さ5mmのエアフィルタースポンジを幅5mmで切り出し、チューブに糸を通してスポンジを結びつけ、糸を引いてチューブにスポンジを挿入。
チューブに糸を通すには、糸の先をチューブに入れて反対側から口で吸ってやればよい。
わらわらと組み立てて完成。
硬化していたベントチューブは全て新品に交換。ホームセンターで売っている内径4mm外形7mmのガソリンチューブ。ひび割れの来ていた燃料ホースも交換。
4本あるベントチューブは、本来全て下側に垂れ下がっているが、マディーコンディションや川の中を走るとベントチューブが密閉されて、フロート室からガソリンが吸い出されなくなってしまう。それを防止するため、2本のベントチューブをエアクリーナーに持っていっていたのが仇となり、埃を吸い込んでしまっていた。
今回は、エアクリーナに側のベントチューブにのみ、スポンジを仕込んで見た。スポンジに水やオーバーフローしたガソリンが染み込むとエアーを吸えなくなるので、下に垂れ下がっているベントチューブはスポンジを入れない方がよいと思われる。また、微妙にフロート室の圧力バランスが変わるはずなので、スロー系の調整が必要と思われる。
2 件のコメント:
さすがはnagaseさん。
GASGASの時にはやっていましたが、エフでは完全に忘れてました。
チューブにスポンジは気休めです。
FCRというかモトクロッサー4st250ccはセッティングがシビアすぎて、訳わからなくなります。
早くインジェクションにならないかな。
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