2007 夕張クロスカントリー第4戦 - 泥沼日誌

2007年11月5日

2007 夕張クロスカントリー第4戦

朝5時起床、前日仕込んだ材料をパッキングし、自宅前でお迎えを待つ。外はまだ真っ暗、程なくしてライダーの三好さんが到着。サポートの分際でライダーに迎えに来させるとは、自分は何様? ということで、夕張までは自分が運転担当。

夕張までの道程、周りは霜が降りて真っ白、外気温センサーもマイナスを示している。
幸い、道路が乾いていたので、思ったより早く会場に到着。すでにピットエリアの良い場所は占拠されていた。みんな前泊したのかな。


空いている場所を見付けて、すぐにピットを設営。ピットエリアに生えている芝生も、周りの水たまりも凍りついてバリバリだった。がっちり着込んだおかげで自分は寒くないけど、ウエアに着替えた三好さんはとっても寒そうだった。
スタートまでに時間があるので、まずは一服ホットコーヒーを淹れる。


受付終了後の開会式&ライダースミーティング。スタッフジャンパーを着た人がライダーの中に混じってる。いや、彼こそがB-Iクラス優勝を目論む、中年の冷や水でお馴染みの Kawasaki Ninjya さんなのだ。
第3戦でB-Iクラス6名中2位となり、今回はその雪辱戦らしいのだが、そんなおいしい思いはさせじと、今回B-Iクラスは11名の大量エントリー。
うちの実質的なエースライダー三好さんもB-Iクラスということで、今回のB-Iクラスは俄然注目の的なのであった。


さて、夕張クロスカントリーは、ほぼクローズドなエリアで開催されているものの、いわゆる北海道のオープンエンデューロ形式、1名づつの時差スタート方式を取っている。
なので、一斉スタートとのレースとは違って、激しいポジション争いもなく、スタート前は和気あいあいとしている。




9時30分にレーススタート。
FUNクラス・レディースクラス以外は、1周目はコース下見という意味でタイム計測は行わない。
スタート後はピット脇の細い通路を通って行くのだが、1周目から全開のライダーやファンサービスに余念の無いライダーまで、いろいろあって楽しいひとときだ。



今回はライダー1名で、給油もレース中1回だけということで、スタートシーンを一通り撮影し終えたら、奥の方のコースへ移動して応援と撮影に専念することにした。
まずは、夕張名物の岩盤岩の登り。



光量不足で被写体ブレ。いきなりコンパクトデジカメの限界が露呈する。
しかたないので、岩盤岩の撮影はあきらめ、すぐ上のガレ場登りに移動。
するとまもなく、B-Iクラスのトップライダーが通過、カメラが間に合わず撮影できず。
すぐに三好さんも通過。


慌てて撮ったので、フレームを外してしまった。
そのあとすぐに ninjya さんが通過。


スタートのタイム差を考えると、B-Iのトップ争いはものすごい僅差のデッドヒートのようだ。

次の周回の前に、すぐ近くに見える撮影ポイントに移動。
夕張クロスカントリーの会場は意外と狭いエリアなので、藪を漕いだり坂を登ったりはあるけど、撮影ポイントを移動して歩くのも非常にらくちんなのだ。

次のポイントで待ちかまえていると、B-Iトップ争いの一人 m-hataさんキター。
しかし、撮影できず。寒いとバッテリーの持ちが悪くて、予備バッテリーに交換中だったのだ。

そうこうしているうちに、三好さんキター


すぐにninjyaさんもキター


その差わずか、まだまだデッドヒートは続いている。

また、すぐ近くのポイントに移動して、今度こそは、とライダーを待ちかまえる。
すると、よりによって3人がテールツーノーズでやって来た。



m-hataさん、メモリ書込みのタイムラグぎりぎりで間に合った。
さっきとは順位が違うが、激しいデッドヒートはまだまだ続いているようだった。

次の撮影ポイントへ移動しようと藪を漕いでいると、草陰に見覚えのあるマシーンが横たわっていた。


あぁぁ、雨先生どうしたんですかぁ。
良く見ると、リヤタイヤが今にも外れそうになっていた。パンクして、チューブごとタイヤが空回りしたようだ。
すでにサポート隊が取りついて、なんとかビードストッパーを締め込んで、ピットまで戻るベく必死に作業していた。


数少ない工具でなんとか処置を完了。エンジンをかけて発進を試みるも、悲しげにホイールが空回り。サポート班2名に後押しされ、雨先生はピットへ戻っていった。


さらに撮影ポイント移動、ピットすぐ近くの下り坂でライダーを待つ。
するとそこに、あの佐藤敏光さんが陣取って撮影を始めた。自分はちょっと撮影を控えて、敏光さんの動きを観察してみた。

おもむろにカメラを構えたので、フレームの確認でもするのかなと思ったら、坂の上からライダーが現れて、その瞬間撮影が終わっていた。次のライダーも、見えた瞬間に撮影が終わっている。ライダーが敏光さんの近くに来たときは、すでにカメラは構えていない。ライダーは自分がいつ撮影されたのか、意識する間もなく通過して行くに違いない。それがライダーの自然な画を撮影する秘訣なのかな。

ちなみに、同じポイントで自分が撮影すると



こんな感じで、微妙にカメラ目線をもらっている。
下の#66のライダーは、B-Iクラスの上位争いをしている ZIP の石崎さんだ。

給油タイミングの違いで、B-Iクラスのトップ争いも渾沌としてきた。
我らが三好さんは


すでに限界に達しているようだ。

そろそろ撮影は終了して、老体に鞭打って頑張っている三好さんのために、昨日仕込んでおいた、おでんと甘酒の準備でもしよう。


12時も過ぎる頃、Bクラス以上のライダーが続々とゴールしてくる。三好さんも無事ゴール。
着がえた頃に、ちょうど良く甘酒ができ上がった。



いつもは麹を発酵させて作るのだけど、面倒なので酒粕を溶いて作ったインスタント甘酒だ。
冷えた体が芯から暖まる。適当に作った割にはいけるねこれは。
ほんとにいけるんだよこれが...

煮沸があまくて、アルコール分が残っていたようだ。


用意していたおでんもたいらげ、体も暖まったところで帰りの準備をしていると、まだ走っているライダーがいた。


雨先生!
パンクを修理して走り続けている。
パンク程度じゃリタイヤは許されないのか、恐るべし AMAZON ADVENTURE


雨先生が制限時間を目一杯使ってコースを楽しみ。午後3時頃にすぎにレース終了。リザルト発表が午後4時頃。
日はすっかり傾き、ずり山の影となった会場は、とたんに冷え込んできた。表彰式までに時間が開きすぎて、すっかり体が冷えてしまった。


注目のB-Iクラスの結果は。



1位.m-hataさん
2位.ninjyaさん
3位.石崎さん

そして、我らが三好さんは、ピットインのときに用を足したタイムロスが影響したか、16秒差の4位となった。

所用があって、B-Iクラスの表彰後すぐに帰途についたが、久しぶりの夕張は見どころがあっておもしろいレースでした。
出来れば、もう少し早く終わってくれれば最高だったのに。

少ないスタッフで大変でしょうが、来年以降も夕張クロスカントリーが開催されることを願っております。


※ネタ用に撮った写真ですが、よろしければご自由にお持ち帰りください。

・2007 夕張クロスカントリー 第4戦 - Picasa ウェブ アルバム

2 件のコメント:

ninjya さんのコメント...

師匠!大量写真アップお疲れ様っした!
いやー、今回はナマラ燃えました。
僅差でバトルしてるときなんてもう・・
エンドルフィンどくどくと出てきましたよ。
あんなにヒートしたのは始めてです。
どちらかというと、今まではのほほーんと
完走できればいいかあ・・っていう走りでしたんで・・
はっきりと、目標を持って戦うっていうのは
こんなにエキサイトするんだ!と・・・

来年に向けて、また、師匠のシゴキをよろしくお願いいたします。

nagase さんのコメント...

バトルしてると楽しいし、相手や自分の速いところ・不得意なところがよくわかるでしょ。それが面白いと感じ始めたら、もうこの世界から抜け出せませんね。

ninjyaさんのところではちょっと厳しいことも言ったけど、春先にドリビの砂丘で練習してた時と比べて、格段にレベルアップしているのを見て、自分もまだまだ上達できるんじゃないかと思うこの頃です。