タイヤ交換に1時間 - 泥沼日誌

2007年11月10日

タイヤ交換に1時間

札幌も最低気温が氷点下となり、北国では年に2回の恒例行事である、車のタイヤ交換を行いました。雪が降って寒い中、ずぶ濡れになって慌てて交換するのもいやなので、温かい今日のうちに交換してしまいます。


オフロードバイクライダー御用達のハイエース・バンです。10年選手ですがまだまだ元気です。


最初に、スタッドレスタイヤに空気を補充します。真冬の間はタイヤの接地面積を稼ぐため、若干空気圧を低めにしてあります。まだ、しばらく舗装路を走ることになるので、走行抵抗を少なくするため、空気圧を高めにしておきます。
コンプレッサーなんか持ってないので、手動の空気入れで各タイヤ150~200回ポンピングします。

ハイエースは空荷だと極端に前荷重となり、前後でタイヤの摩耗が異なるので、効率よくローテーションするために、ホイールに装着位置を書いておきます。


本来、ハイエース・バンでは、前後タイヤでプライ数(今はロードインデックスかな)が違うので左右でしかローテーションできませんが、これは乗用車用スタッドレスで回転方向の指定がないので、4輪でローテーションしてます。
厳密に言えばご法度なのかも知れないけど、少しでも冬道性能の高そうなスタッドレスタイヤを使っています。
命には代えられませんから。


作業に取りかかります。
車載工具でジャッキアップして、完全にタイヤが浮く前にホイールナットを半回転ぐらい緩めてから、さらにジャッキアップしてタイヤを浮かせます。面倒かも知れませんが事故防止のためです。
ナットを締めるときも、手で回らないぐらいにナットを締めてから、ジャッキを降ろしてタイヤがごくわずか接地するぐらいにして、ナットを本締めします。
タイヤを浮かせたまま力を掛けると、ジャッキが倒れたりして悲惨なことになりかねません。


ホイールを外したら、ハブベアリングとかブレーキパッド、サスのリンクなどを一応確認しておきます。ブレーキパッドはまだ十分あります。ちょっと汚いな。


今年の春先、異常振動の原因となったフロントドライブシャフトです。新品に交換したはずなんだけど、すでに錆が来ています。


4輪とも異常なし。外が温かかったので、スムーズに交換作業が出来ました。


もうひとつの冬支度、ワイパーブレードを交換します。


元々はネジ止めタイプだったけど、今はそんな物は売っていません。しかたないのでU字スナップタイプのアダプタをかませて使っています。ガラス面に当たる角度が微妙に違うので、拭き取り性能が今一な感じ。


車載工具と手動空気入れで、1時間以内に終わりました。
設備の整った工場でプロが手掛ければ、30分以内ですかね?

エンデューロなら、前後タイヤ交換10分以内が目標ですね。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

わが店では脱着ならエアーチェックも含めて5分以内です・・・ハイエースってフロントがね~・・・
僕はフロント3.5くらい入れます

nagase さんのコメント...

さすがプロですね。
じゃないと商売になりませんよね。

うちはフルタイム4駆だから、余計に前が減りますね。
4ぐらい入れたら、燃費上がりますね。
アンダー凄いけど。