遊んだあとは - 泥沼日誌

2007年10月9日

遊んだあとは

便所を借りたら入ったとき以上に綺麗にして出てくる、ということわざ(?)もあるように、借りたものは、よりきれいにして返すのが大人のマナーというものだ。
昨日は、日曜の元気村運動会を走るために借りた、RM250の洗車と整備を念入りに行った。


まず、外装を外して隠れた部分に残った泥を落とす。


泥を落としてから、食器用の洗剤を使ってスポンジでこすって、こびりついた泥やオイルを落とす。最近流行りのオレンジ成分入りの洗剤がおすすめ。


外した外装パーツも手で優しく洗ってあげる。

洗車が終わったら、バイクのオーナーのベースキャンプである、某ショップの平岡支店に移動して整備を行う。

まず最初に、元気村を走り終えて発覚したスプロケットの緩みを確認。


すぐに原因が判明。
クラックの錆から判断すると、かなり以前から割れていた模様。そのためトルクが掛かるとすプロケットがゆがみ、ボルトが緩んだと判断。
このスプロケット、値段が安くて減りも少なく、財布に優しいようだけど、他にも割れてばらばらになったり、ハブに絡んでハブがバラバラになったケースもある。

飛び出したボルトでスイングアームも削れてしまった。



オーナーに電話して、スプロケットは交換するということで、次の作業に取りかかる。

バイクを借りるときの条件であった、ピストンリングの交換作業を行う。


ピストン自体がかなり減ってるんですけど。
ピストンは次のサイクルで交換ということで、次の作業へ。


ゲロゲロになった排気デバイスを綺麗にする。シリンダーはスカートが当たる部分に多少傷が入っているけど、大丈夫でしょう。


日曜のレースで難儀した原因である、キャブレターの清掃を行う。予想どうりスロージェットが詰まっていた。


シリンダーを組み込んで、綺麗にした外装を付けて完成。
エンジンを試運転したら絶好調、ちゃんとアイドリングもする。

このままレースに出れそうだが、スプロケットは後日入荷ということで、これにて終了。

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