栗丘で特訓 - 泥沼日誌

2007年9月2日

栗丘で特訓


全道モトクロス選手権も、残すところHOPと栗丘の二戦となりました。次の開催はHOPなのですが、スケジュールの都合上、栗丘で練習できそうなのが今日だけなので、チーム員と連れだって栗丘ライディングパークで練習してきました。

しばらく雨が降ってなくて、路面はガチガチ、埃がモウモウでしたが、人数が少なくてそれほどひどくはなりませんでした。

コースレイアウトは春から変わってないようで、真ん中がへこんだテーブルトップ、下り斜面のブラインド二連ジャンプ、不等間隔の登りフープスなど、ライダーを悩ませるセクションが山盛りです。

今日は元(?)国際A級ライダーの下家研二選手に、チーム員達がみっちり鍛えてもらっていました。さすが国際A級、450ccでも85ccでも、何に乗っても速いです。



私は、昨日一本のトウキビから化けたタイヤを持参し、朝一の現地作業で前後タイヤ交換です。

見るからに効きそうな、IRCのVE35FとVE33です。
ささっと、交換してコースに飛び出しました。

そこそこグリップはしますが、ブロックがよれて真っすぐ走れません。
コーナーではフロントが逃げるし、逆バンクでは両輪ドリフトで外側に落ちていきます。
元々栗丘のハード路面は苦手なのですが、これでは危なくて練習どころではありません。

このタイヤ、XR250R(ME06)に標準装着されていたもので、17年物のデッドストック品です。
パターンはミディアム路面用でブロックハイトがかなり高いのです。
それをYZ400Fに履かせて、栗丘のハードパックを走ろうというのがそもそもの間違い。

用途を誤るとかえって逆効果になる、典型的な例ですね。

早々と練習をあきらめて、スタート練習のスタータ役をやったり、シーズンも終わりに近づいているのに今ごろ基礎練習の一つもできないやつらを、厳しく指導してあげました。

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