冬眠 - 泥沼日誌

2009年11月26日

冬眠

■ネットが常時接続ではなくなってからは、Blogに何か書こうとすると、まずオフラインでテキストを書き上げてそれからwebへアップする手順を踏むのですが、いろいろやっているうちにあちこち不満なところが目について、修正しているうちに『やっぱり止めようか』と思いとどまってしまうのです。今までは勢いで書いてしまってたということですね。

というわけで、すっかりご無沙汰しております。

ご無沙汰しているうちに、北海道のオフロードバイクシーズンも終わってしまいました。もっとも、近年は冬季間の練習場や各地で催されるウインターレース、スパイクタイヤを装着しての雪中ツーリングなど、一年中がバイクシーズンというライダーもいるようですね。せっかく雪の降る土地に住んでいるのだから、その特殊な環境も楽しまなきゃ損。アクティブなライダーには、冬眠などしている暇はないと言うことでしょうか。

今シーズンも、12月13日より冬季モトクロス同好会による浜厚真の練習コースが運営されるようです。数年前は春先のSUGO 2DAYS ENDUROに参戦するため、寒さをこらえて足しげく通いました。体力的にはそれ相応の効果はありましたが、当りの柔らかいサンドコースとロックや砂利が多いSUGOの路面との感覚の違いにとまどい、全く良いところ無く終わったのでした。

冬季間のサンドコースは、砂の下の氷で滑ったり、凍って固くなったわだちやウオッシュボードなど特殊な路面状況のうえ、低温や強風、厚く着込んだウエアなどで体が思うように動かなかったりして結構怪我人が多く、次のシーズンを棒に振ってしまうことがあります。私も何度か前方宙返りを披露したことがあります。夏の砂地なら転んでもたいしたことは無いのですが、固く凍った砂地に腰を打ちつけて、しばらく動けませんでした。

また、砂混じりの雪や氷はマシンに多大なダメージを与えます。転倒すれば外装は傷だらけ、チェーン・スプロケットは摩耗し、ブレーキパッドもすぐに無くなります。以前、某I先輩のパッドが無くなり、たまたま同系列のマシンだった私の貴重な使用済みブレーキパッドが強奪された...、いや、差し上げたこともありました。

そう言うわけで、浜厚真のコースにはシーズン始めの凍る前と、3月に入って氷が解けて砂が柔らかくなってから行くようにしてます。というのはいいわけで、年齢を重なると寒さが辛くなってきたのが本音なのですが。

練習に行かれる皆さんも、怪我には充分気をつけて来シーズンに備えてくださいね。

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