すさも - 泥沼日誌

2007年12月10日

すさも

夜中に小腹がすいたので、おやつ代わりに柳葉魚(シシャモ)を焼いた。
自分が子供の頃、漁師の爺さんたちは『すさも』と言っていたが、方言なんかじゃなくて発音がそう聞こえただけのこと。


これは半生の冷凍物だけど、自分が好きなのは寒干しのカラカラに乾いたやつ。
それを軽く炙って、鰓や鰭にちょっと焦げ目が付くぐらいがちょうど良い。
旨いのは雄の方だ。生の方がいいとか、子持ちの方が旨いと言うやつは、一度寒干しの雄を食べてみたらいい。

シシャモは北海道の太平洋岸でしか捕れない上に、遡上する川ごとに遺伝的特徴が違うらしい。
シシャモといえば、浜厚真モトクロスコースのすぐ近くの鵡川が有名だが、自分の生まれ故郷である襟裳岬から東側で捕れたシシャモの方が、やっぱり自分の口に合うのだ。

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