雪が無い

本家サイトのメンテナンスしていたら、明け方までかかってしまって、今日は昼近くなってからSOPに出かけました。

現地に着いたら、全く雪がありません。午前中から大勢のライダーがやって来て、相当走り込んでたようです。


去年の今ごろは、こんなことやってたんですが、これでは除雪機が売れないわけだ。
夏タイヤのまま、トラックの荷台にバイクを載せて練習に来ているライダーもいたけど、さすがにこの時期やばいと思うよ。橋の上なんか濡れてるように見えて凍っていることもあるからね。

さて、今日の目的は。低開度領域のキャブのセッティングの煮詰めと、ウッズライディングのトレーニング。

先週のWR250R試乗会の後での話。
HOPのエンデューロコース開拓のために、伊藤さん達と一緒にウッズの中を何度も往復させてもらったのだが、多少自信のあったウッズライディングで、エンデューロ魔神達の走りに全然付いていけずに、相当なショックを受けてしまった。

秘密兵器装備で低速モリモリなはずのRM-Zが、エンジンに全く粘りがなくエンストの嵐。その割りにはエンブレの効きが悪くて、タイトターンではオーバーランしまくり。HOPのサンドコース用にセットしたままだったサスも硬すぎた。


マシンのせいにはしたくないけど、このままではちょっと使いにくいということで、まずはキャブのセッティング。パイロットジェットを#45に変更、パイロットスクリューを標準より1/4締め込み、メインジェットを#170にして、これでばっちり。これは気温0度付近の特殊なセッティングなので参考にしないように。
サスも入りを3クリックづつ柔らかくして、突っ張る感じも無くなった。

マシンもいい具合に仕上がったので、いよいよウッズライディングの練習。

SOPという場所は、工業団地用に海岸の雑木林を整地したものの、一向に買い手がつかず長い間放置された結果、いつのまにかゴルフの練習やパラグライダー、ラジコン、そしてオフロードバイクを楽しむ人々の楽園となってしまった所。その間に、なにも無かったところに、こんなにも木が生い茂ってしまった。


たまに、この木の間をスラロームして遊ぶのだが、夏の間は草が生い茂ってとても入っていく気にはなれない。木の葉や草が枯れたこの時期が絶好のチャンス。

特にコースは決めず、木や草の株をパイロンに見立ててスラローム走行。ターンするごとに、三つぐらい先の目標を瞬時に判断し、走るコースを決めて行く。
キャブのセッティングはバッチリ、サスもいい感じ。

楽しくて夢中で走っていたら、ガス欠で止まってしまった。

今日の練習はここまで。