ぶどうジャム - 泥沼日誌

2007年10月11日

ぶどうジャム

どこのブログでも、ネタに詰まると食べ物ネタに走ってしまうという、似たような傾向がありますが、ご多分に漏れず自分もネタに詰まってしまったので、料理ネタでも披露します。

先日の元気村運動会で賞品としてもらったこのぶどう...


とってもおいしくて良いぶどうだったのですが、一人で食べるには量が多すぎます。いくつかおすそ分けで処分したのですが、このまま腐らせるわけにもいかず、しかたがないのでジャムに加工して保存することにしました。


まず、軽く水洗いして実を房から外し、その実を水から煮出します。水の量は適当ww、強火で15~30分ぐらい、焦げつかないように煮ていきます。


実はつぶさなくても煮込むと自然に溶けてしまいます。ここで汁を煮詰める必要はありません。皮に含まれているペクチンという成分を抽出するための行程です。
これぐらいに煮上がったら、残った皮と種をザルでこします。


ザルに開けただけだとなかなか煮汁が落ちないので、お玉などでかき混ぜ・圧縮してあげます。裏ごしするという人もいますが、私は煮汁だけ使います。


漉した煮汁を再び火にかけて、砂糖を加えて焦げつかないように中火で30分~1時間ほどかけて煮て行きます。
砂糖の分量はぶどうの半分の重さぐらいを目安に。お好みで適当に加減してください。砂糖が少ないとゆるゆるになります。長期保存したい場合は多めに入れます。


ジャム作りで忘れてはいけないのがレモン汁です。ぶどうの皮から抽出されたペクチンと砂糖、レモン汁に含まれるクエン酸の作用によって、ジャムがゼリー状に固まるらしいです。
前にレモンがなかったため、酢酸が主成分の食酢を代用にして作ってみましたが、ちゃんと固まりました。www レモン汁の方が仕上がりが綺麗なようです。
国産のレモンが手に入らなかったので、チリ産の無添加もの(表示を信じて)を使いました。一足先にISDE気分を味わいます。www


ジャムができ上がるまでの間、保存容器の準備をします。ガラスの蓋付き容器を熱湯に付けて殺菌・消毒します。


砂糖とレモン汁を加えて煮て行くと、ほんの少しだけとろみが付いて来ます。お玉ですくってうっすらと残る程度のとろみで十分です。あまり煮詰める必要はありません。冷えるとちゃんと固まります。


でき上がった煮汁を熱いうちに保存容器に移し、蓋は閉めずに上に載せるだけで粗熱を取ります。
熱いうちに蓋を閉めちゃうと、中が真空になって取れなくなります。長期保存の場合はそっちの方がいいみたいですが。


これでぶどうジャムのでき上がりです。
適当なものがなかったので、パンケーキを焼いて試食します。どうです、ちゃんと固まってるでしょう。
大量の添加物で量産した市販品のジャムと違って、ものすごい濃い味に仕上がりました。


これでしばらく、おやつは粉物が続くな。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

nagaseさんは、料理も出来るんですねえ・・ジャム作り・・・すげえ、すげえっす・・・

nagase さんのコメント...

一人暮らしが長いものでw
実は、ジャム作りは簡単なんです。